三共堤・丸田沢堤の自然
ユウシュンラン Cephalanthera erecta (ラン科)
ユウシュンラン
日当たりのよい道端にそっと顔をのぞかせていた。これで精一杯開いているところなのだろう。せいぜい大きくても10cm程度だろうか。
ユウシュンラン
昨年も咲いていたのか,今まで気付かずに通り過ぎていた。絶滅が心配される種なので,そっとしておいた方がいいのだろう。
宮城県の準絶滅危惧種であり,環境省のものでは絶滅危惧II類(VU,絶滅の危険が増大している種)に指定されている。
ユウシュンラン
葉は非常に小さい。これでは十分な栄養も作れないだろう。栄養面では共生している菌類に依存する割合が大きいのかもしれない。
ユウシュンラン
花の唇弁はオレンジ色の斑紋がついている。
花はあまり長くは保たないのかもしれない。すぐに変色し始めている。