三共堤・丸田沢堤の自然
ツリバナ Euonymus oxyphyllus (ニシキギ科)
ツリバナ
ニシキギの仲間の花はどれも目立たないが,このツリバナも同様である。ニシキギコマユミと違うのは,名前の通り花がぶら下がっていることだろう。
ツリバナ拡大
花は,ニシキギコマユミよりは花らしい形状を維持しているかもしれない。うっすらと赤味も差しているし。
ツリバナ遠景
風で揺れると,視野の隅でも認識できる。何かあることを知らせてくれる。それでも,よし確かめるぞと明確な意志をもって探さないとわからないかもしれない。
ツリバナの未熟果実
花も釣られているなら,実も当然釣られたまま。
ツリバナの果実
8月下旬,目立たない花もここにきて急に自己主張を始めたようだ。5つに割れ種子が見える。ニシキギの仲間が大好きらしいキバラヘリカメムシが遊びにきていた。