三共堤・丸田沢堤の自然
ミヤマガマズミ Viburnum wrightii (レンプクソウ科)
ミヤマガマズミ
小さな泡の集まりのようなつぼみもなかなかかわいいものである。
ミヤマガマズミの花
手のひらで泡を支えているようかのように,小さな花が集まって咲く。
ミヤマガマズミの青い実
5月下旬から6月初旬には,もうこの形になっている。最初は扁平な実であるが,やがて赤く丸い実に成熟していく。
この時期,ややこしいことに,また花が咲くのである。いや,似たような花が咲くということだ。2・3週ほど遅れて咲くのはガマズミである。これがなかなか区別が難しい。しかし,葉にさわると感触が違う。こちらは紙のよう,ガマズミは少しビロードのような感触がある。
ミヤマガマズミの実遠景
夏の終わりには赤い実をたくさん見せてくれる。
ミヤマガマズミの実
秋に赤い実をつける樹木は多い。ガマズミの仲間は実をつけるのが早い方であり,しかもたくさんつけてくれる。
ミヤマガマズミの葉表拡大
ミヤマガマズミの葉裏拡大