三共堤・丸田沢堤の自然
マタタビ Actinidia polygama (マタタビ科)
マタタビ
梅雨に入る前、花に気づくよりも、葉の色を見てその存在を知る。近くに寄ると、葉の下に、白い花が隠れるように咲いている。
マタタビ
実際、花が葉の間から顔を出している姿はあまり見られない。
雌雄異株であり、この花は雄花である。周囲を探したが、雌株、雌花を見つけられずにいる。したがって、マタタビの実もまだ見ていない。
マタタビ
大きな樹の下、潅木がもつれているところ、遠目にも白い葉が目立つ。陽の光が反射しているわけではない。植物によっては斑入りの葉を持つものもあるが、このマタタビは、もちろん斑入り状態のものもあるが、一枚の葉の表全体が白くなる。
マタタビ
雄株なのに、実のようなものがたくさんついている。どうやら、虫癭(虫瘤、寄生虫が卵を産みつけたせいで、変形したもの)のようだ。