三共堤・丸田沢堤の自然
ハシバミ Corylus heterophylla (カバノキ科)
ハシバミ
公園の芝生の広場に数本見られる。沼の周囲の森ではまだ見つけていないので,植栽されたものだろうか。
赤茶けた尾状の雄花がとてもよく目立つ。
ハシバミの雄花
雌花は3月中旬になってから開いた。雄花と比べていかに小さいか,そのつもりで探さない限り見つけられないだろう。
以前は固く閉じていた雄花が開いている。
ハシバミの雌花
雌花を拡大した。赤いのは雌しべである。
ハシバミの実
8月下旬,花の大きさとは不釣り合いな実ができた。そういえばクリの花と実もかなり大きさが違う。
冬になると,これを目当てにヤマガラがやってくる。
ハシバミ
来年の雄花がもう用意されている。植物は実に律儀である。